劇場創造アカデミー＊授業発表会

【授業概要】
授業：映像メディアワークショップ
担当講師：飯名尚人

（以下、劇場創造アカデミー2019年度募集要項より引用しています。）
舞台芸術と映像、デジタルテクノロジーを組み合わることで、どのような演出効果を生み出すのかを、作品の事例を映像で見ながら、映像やテクノロジーを使う演出意図を探ります。メディアとは何か? テクノロジーとは何か?を考えることを通じ、作家性、作品の強度といった普遍的なテーマを追求します。

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【作品について】

講義と併せて、生徒それぞれでソロパフォーマンス作品も創作しました。講師や生徒とディスカッションを重ね創作した作品です。タイトルはありません。
台詞の無い、身体表現の作品です。

初めてのソロパフォーマンスということで、届けたい人を明確にして作品づくりに取り組みました。客席から見る映像と映像から流れてくる音、そして役者がその中にいること。情報が錯乱していくのが予想されたので、観客の視点を絞っていくような構成を考えました。

［story］ある男が日々働く。日々働く時には、いつも娘を公園へ連れていく母親がいる。ある日、母親と娘は家からいなくなる。そして、何十年後、男は公園を住処に生き、残りのパンを食らう。